【マンチェスターユナイテッド】今季のCBの補強について

今季のCBの補強について

予想外といってもいい2位フィニッシュで幕を閉じた昨シーズン。新シーズンに向けて期待が高まる中、今期の補強ポイントについて話しが激化している。今シーズンの補強ポイントは主にRW,CB,MF,RBの4つである。この記事ではCBの補強に焦点をあてて話していきたい。

 CBはリンデロフとマグワイアの2枚をほとんど変えずに昨シーズンは戦った。リンデロフはプレーを読むことや正確なロングキックを特長としているが対人プレーや空中戦でどうしても弱さが見えてしまう。実際に昨シーズン何度もリンデロフのところを狙われた。そこで、スールシャールマグワイアの相棒となりうる、ワールドクラスのCBを獲得しようと目論んでいる。実際に名前が挙がっているのはヴァラン、パウトーレス、クンデといったところである。ヴァランはだれもが知る、世界最高峰のCBの一人であり、スールシャールも第一候補としてリストアップしている。レアル側とも契約延長を拒否しているため5千万ユーロ(65億)前後の移籍金で取れるだろう。パウトーレスはユーロスペイン代表にも選ばれた若くて足元のある左利きのCBである。足も速く、特に縦パスをつける角度、スピードが抜群である。体の線が細くプレミアで通用するかが少し懸念点である。こちらは契約解除条項の6千5百万ユーロ(84億)を払えば獲得ができる。最後にクンデについて話したい。クンデはセビージャに所属する21歳のCBである。特徴は足が速く、機動性も抜群である。アジリティの能力が高く小回りの利く選手である。CBだけでなくRBもこなせるユーティリティ性もある。しかし、身長が178cmと低く空中戦で通用するかは不安しかない。セビージャはクンデに6千万~7千万ユーロ(78億~92億)の値段設定をしている。

 7月25日現在ではこちらの3人の中の一人を獲るという可能性が高い。その中でもヴァランの獲得が濃厚であるといわれている。個人的にもヴァランのスピード、対人守備の能力の高さ、カバー範囲の広さ、経験はユナイテッドにも生かせると思うので獲得してほしいところだ。CBに関しては開幕戦のリーズ戦の前に獲得が決まると思われるため1,2週間で決着がつくであろう。移籍市場も残り半分になりましたが、積極補強を展開するユナイテッドから目が離せない。